アドバンス取得後にチャレンジしたい伊豆のダイビングポイント3選

このページをご覧になっているあなたはアドバンスコースの参加を検討しているところだと思います。アドバンスを取得したいと思う理由は人によって様々だと思いますが、共通して言えるのは「もっと刺激的な体験がしたい」という事でしょう。ここではアドバンス取得後にチャレンジしたい、オープンウォーターダイバーでは経験できない一歩上のダイビングスタイルをご紹介します。沖縄や海外の素晴らしい海はもちろん楽しいですが、伊豆半島にも想像以上に刺激的で魅力的なダイビングがあります。その中でもサンライズが得意としているハイレベルでマニアックなダイビングをご紹介いたします。せっかくアドバンスダイバーになったのならばここに紹介している海を潜ってみてください。ダイビングの概念が変わってしまうかもしれませんよ。

この記事を書いた人
この記事を書いた人
ショップオーナー|ソウイチ
幼少期から伊豆の海を素潜りで潜りまくった上に伊豆にダイビングショップを建てしまった伊豆半島の達人。ここでは皆様に伊豆半島の上級者向けのダイビングの魅力をお伝えします!

アドバンスダイバーにおすすめな伊豆の3ポイント

熱海[ディープに眠る沈没船]

アドバンス取得後に潜りたい伊豆の海1熱海

熱海について

伊豆半島のおすすめアドバンスダイバー向けのポイント3選、その一つが熱海です。熱海と聞くと、東京からアクセスの良い観光地というイメージで、ダイビングの認知度は高くありませんが、洞窟ダイビングからビッグスケールな高根、そして何より巨大な沈没船が魅力的です。水深が深いため、オープンウォーターダイバーでは潜れないのでアドバンスライセンスが必要になります。

沈船旭16号について

熱海に沈む沈没船「旭16号」はもともと石積船でしたが、石の重さに船体が耐えきれず二つに割れて沈没してしまいました。全長は88mでエモンズに続く国内第二位の沈没船です。沈没したのは1896年で、30年以上熱海の海で静かに眠っています。船体にはソフトコーラルが繁茂し様々な魚たちの棲家となっています。風化によって船体はかなり朽ちてきており、より怪しげな雰囲気を醸し出しています。

ディープに沈没船

幽霊船のような怪しげな雰囲気を醸し出す熱海の沈没船

ソフトコーラルが繁茂する

甲板やその周りには色鮮やかなソフトコーラルが繁茂していて美しい

船内の空間は幻想的な景色

船体側面は朽ち果てて崩れ落ちているため安全な範囲で船内に入ることもできる

沈没船を潜るために最も必要な二つのスキル

中性浮力

船体は朽ちてきており、タンクや体、フィンが触れてしまうことによって船体が破損してしまう可能性があります。環境維持の為もありますが、何より自らの安全性のために中性浮力をマスターしている必要があります。中性浮力をマスターすることによって船体にダメージを与えずに済みますし、船体破損による怪我や最悪の事態も防ぐことができます。中性浮力はアドバンスコースのピークパフォーマンスボイヤンシーで習得することができます。

ディープダイビングの手順と知識

熱海の沈没船は水底が35m、船体のトップで24mと水深が深いです。オープンウォーターでも学んだと思いますが、ディープダイビングでは減圧症のリスクが高くなります。減圧症を防ぐためにダイブコンピュータの正しい使い方と、減圧症に関する知識を身につけておく必要があります。アドバンスコースではディープダイビングのトレーニングがありますので、しっかりと減圧症のリスクとダイブコンピュータの使い方をマスターしておきましょう。

熱海のダイビングで必要な装備は

ダイブコンピュータ

上級向きのポイントはできれば全てのマイ器材を所持していることが望ましいですが、熱海のダイビングはレンタル器材でもチャレンジ可能です。特にマイ器材を使いたいのはダイブコンピュータです。ダイブコンピュータはレンタルだと使い方が分からず数字の意味が読み取れなかったりします。可能な限りレンタルではなく自分のダイブコンピュータで窒素の管理をすることをおすすめします。

広角レンズ付きのカメラ

熱海の沈没船の魅力を最大限に引き出すには広角レンズ付きのカメラがおすすめです。ノーマルの画角のカメラではその全景を捉えられず沈船らしい写真や動画と撮ることが難しいです。ダイビング用に手軽に使える撮影機材としてはゴープロと、TG+フィッシュアイレンズの二択になるでしょう。まだカメラを持っていない方は手軽なゴープロの購入を考えても良いかもしれません。アドバンスでは水中写真に特化したアンダーウォーターフォトグラフィコースも選べるので写真に興味のある方は参加してみましょう。

ダイビングの手順と把握しておきたい事

ダイビングポイントは近いが外洋

熱海の沈没船のダイビングまではボートで片道10分程度と近いです。また各ダイビングで港に戻るので船酔いが心配な方でも負荷は大きくありません。しかし湾内のポイントでは無いので風向きによっては波の影響を受けるので可能な限り船酔い対策はしておくと良いでしょう。具体的な対策法は、睡眠時間を取っておくこと、朝食はパンなど軽めのものにしておくこと、酔い止めは朝最低でも乗船1時間前には飲んでおくことです。ボートダイビングに慣れている方は対策無しでも問題ありません。

ロープ潜降で安心

船は小型船なのでエントリーはバックロールになります。ドリフトダイビングではなくロープに係留するので、落ち着いてエントリー可能です。沈船のポイントは時に緩い流れが入るのでエントリー後は速やかに潜降ロープに捕まりましょう。潜降ロープがあるのでフリー潜降のスキルは必要ありません。ロープを捕まりゆっくりと耳抜きができます。しかし、水深はロープ下で23mありますのである程度耳抜きはストレスなくできる方が望ましいです。

潜水時間と浮上の手順

熱海はアベレージ水深が深くなりますので潜水可能な時間は短めです。水中での遊泳時間は25分程度、浮上と安全停止に10分程度の時間を要し、合計潜水時間は40分位です。水中では船体の前部と後部を1ダイビングずつ潜るのも良いですし、1ダイビングで大きく船を一周まわることも可能です。船体の側面が朽ちて抜けているので多少なら船体に侵入することもできます。浮上については窒素が多く溜まっているので十分に時間をかけて上がりましょう。ただ安全停止をするのではなくダイブコンピュータの窒素バーを確認して、必要であれば安全停止時間を引き延ばし窒素を十分に排出してから浮上しましょう。浮上後はラダーが船から降りているので一人づつエキジットしていきます。

動画で見る熱海のダイビング

▼ディープに眠る、巨大沈没船

熱海のダイビングまとめ

アドバンスダイバーにおすすめな熱海のダイビングについて紹介しました。熱海の海はオープンウォーターではチャレンジできない魅力的な海です。ダイビングレベルとしてはここで紹介している海の中では最もイージーなのでアドバンス取得後すぐにでもチャレンジしたい海です。ぜひ沈没船の迫力を体感してください。

伊豆海洋公園[ディープにある竜宮城]

アドバンス取得後に潜りたい伊豆の海2海洋公園

伊豆海洋公園について

伊豆半島のおすすめアドバンスダイバー向けのポイント3選、その一つが伊豆海洋公園です。伊豆海洋公園は東伊豆の城ヶ崎海岸に位置し、アクセスが良く年間を通してたくさんのダイバーが訪れます。海洋公園のダイビングスタイルはビーチだけですが、その懐はとても深くコアなファンが根付く伊豆半島の横綱ポイントとなっています。アドバンス取得後は海洋公園のディープにある「竜宮城」にチャレンジしてみたいですね。

海洋公園のディープダイビングについて

伊豆海洋公園は急深な地形をしており、ビーチからでもレクリエーションダイビングの最大深度の40mまで直ぐにアクセスできるほどです。その為一般的なビーチダイビングの感覚と違い、ボートポイントのような景色が広がっています。魚影や、ドロップオフなども素晴らしいですが、特にその中でもおすすめなのが深場にある「竜宮城」です。ほとんどダイバーが立ち入らないディープエリアにはたくさんのソフトコーラルが繁茂し、はまるで天国にでも来てしまったかのような景色が広がります。ウミトサカやリュウコツハネウチワと呼ばれるソフトコーラルにハナダイが乱舞している光景は伊豆海洋公園と大瀬崎ならではの景色です。

海洋公園のディープダイビング

ディープで見られるリュウコツハネウチワが美しく水底を彩る

海洋公園はハナダイの宝庫

ディープエリアはハナダイの宝庫。

海洋公園はハナダイの宝庫

ハナダイの中でも特に美しいキシマハナダイ

海洋公園のオキノスジエビ

ディープエリアに突如現れる美しいオキノスジエビ

海洋公園のオキノスジエビ

おびただしい数のオキノスジエビが海底を埋め尽くす光景は悶絶もの

竜宮城を潜るために最も必要な二つのスキル

泳力

伊豆海洋公園はビーチダイビングですが、ポイントは広く、北にツナキリ、ブリマチ、南に2番、3番、4番、5番、更にサンカクと言ったマニアックなポイントが存在します。竜宮城エリアはそのディープにあります。滅多に人が近づかないエリアまで泳いで行かなくてはならないので十分な泳力が必要になります。また外洋に面しているので時に流れが入ることがあります。流れに逆らい数分間キックを続けることもあるので正しいフィンの使い方を習得している必要があります。サンライズではアドバンス講習だけでなく、ハイレベルトレーニングコースも行っています。アドバンスで補完できない部分を特化したトレーニングコースなので更にスキルアップを求めている方にはおすすめです。

エアの消費

長距離のダイビングではエアの消費も抑えなければなりません。泳力はあってもエアの消費が早いのでは意味がありませんので、両方のスキルを併せ持つダイバーでなくてはなりません。エアの消費改善は体質によるところもあるので簡単ではありませんが、いくつかのポイントを押さえれば全ての方は改善可能です。エア消費に余裕のあるダイバーになって気持ち的にも安心して潜れるダイバーでいたいですね。

ディープダイビングスペシャリティ

竜宮城のディープダイビングではレクリエーションの最大深度の40mにチャレンジします。その為ディープスペシャリティも必要になります。アドバンス取得後に1日で参加できる最大深度にチャレンジできるコースです。アドバンスでのディープダイビングの最大深度30mに対してディープスペシャリティを取得すると限界深度は40mになります。減圧停止が出てしまった時の手順なども良く理解しておく必要がありますので、通常のディープダイビングよりも高度な知識と技術を習得しておく必要があります。

竜宮城のダイビングで必要な装備は

フルフットフィン

一般的な初心者向きのダイビングでは脱着が容易なストラップフィンを使うことが多いですが、ストラップフィンでは推進力のパフォーマンスが落ちてしまうので長距離のダイビングには向きません。足にフィットしたフルフットフィンが必要になりますので、アドバンスダイバーになったら買い替えを検討しても良いかもしれません。これから揃える方は初めからフルフットフィンを使うのがおすすめです。

ダイブコンピュータ

熱海のダイビングもそうですが、ディープダイビングではダイビングコンピュータはマイ器材が必要です。レンタルでは数字の読み取りが正しくできなかったりしますのでダイブコンピュータは所持しておきましょう。減圧停止時の対応なども把握している必要があります。

ダイビングの手順と把握しておきたい事

エントリーからポイントまで

伊豆海洋公園のエントリーは波が高い日が多いので難しいエントリー/エキジットを求められる事があります。現地スタッフやインストラクターがサポートはしますが、フィンを履いた状態で後方に向かって素早く歩いていく技術などが必要になります。ポイントまでは片道9〜15分ほどかかります。

ディープでのダイビング

次第に深度を下げていくと視界がどんどん開けていって、ソフトコーラル類が賑やかになってきます。深度40m近辺では窒素酔いもあるので激しい運動はせず、ゆっくりと冷静にダイビングを続けます。ディープダイビングになるので滞在時間はかなり短いです。DECOが出ないように深度管理も必要になります。ディープならではの動画を撮影するのも良いですし、写真を撮るのも楽しいです。

浮上の手順

ディープダイビングでは窒素が多く溜まります。浮上速度は通常18m/分ですが窒素が多く溜まっている場合は9m/分程度まで下げるのが理想です。更にディープストップを14m付近で行い、5mでの安全停止は10以上行う場合もあります。ディープダイビングというと危険なイメージがあるかもしれませんが、正しい手順で行えばリスクを最小限に抑えることは可能です。ボートダイビングでは制限時間や平均深度の関係でリスクが高くなってしまうのでここ伊豆海洋公園はディープダイビングに最適なダイビングサイトなのです。

動画で見る伊豆海洋公園のダイビング

▼異世界の伊豆海洋公園のディープダイビング

伊豆海洋公園のダイビングまとめ

アドバンスダイバー取得後におすすめの伊豆海洋公園のディープエリアですが、正しいスキルと知識がないとリスクも高まります。アドバンス取得後にも更にトレーニングを重ねてから行ってみたいエリアです。しかしそこにはこの世とは思えない幻想的な景色が広がっていますのでスキルアップしてチャレンジしてみたいビッグポイントです。

神子元[激流でハンマーを狙う]

アドバンスダイバーにおすすめ3神子元島

神子元島について

伊豆半島のおすすめアドバンスダイバー向けのポイント3選、その一つが神子元です。神子元は伊豆半島の先端、石廊崎の沖合7キロにある無人島です。潮流の影響を受けやすく、ダイビングポイントとしては世界的に見ても最も流れの速いダイビングポイントに区分されます。その潮流の速さが様々な大型魚を呼び込み、国内でもトップクラスの大物ポイントとなっています。ダイビング難易度は他のポイントから頭一つ抜け最高難易度のポイントとして格付けしています。

激流に見るハンマーの群れは壮絶

神子元のハンマーヘッド

ダイビングで出会える大物と言えば「サメ」となりますが、そのサメ、ハンマーヘッドシャークが数百と群れるのが神子元です。国内でここまで大規模な群れは神子元と与那国の2ポイントしかありません。目の前に突如現れるハンマーを冷静と情熱の間でアプローチしていくクレイジーなダイビングは神子元ならではで、一度出会ってしまったら生涯忘れられない景色となるでしょう。

神子元のカンパチ

神他のポイントではなかなか見られない大型のカンパチやヒラマサなど、回遊魚も高確率で見ることができます。

神子元を潜るために最も必要な二つのスキル

泳力

神子元は地形が複雑で流れが一定の方向を向かずに、巻いたり、時にアップカレントやダウンカレントが発生する場合があります。一般的なドリフトダイビングの流れに乗って流されていくスタイルに対して、神子元では、流れを横切ったり流れに逆らって泳ぐ場合があります。またハンマーが出たらダッシュで追って接近していくのであらゆる場面で泳力が求められます。ただ力任せで追っても息が上がってエアを浪費してしまうので、ダッシュしても息が上らないよう安定した呼吸を維持する必要があります。アドバンス取得後にトレーニングを継続し経験を積むことで習得できるスキルです。

安定したメンタル

メンタル維持も重要なダイビングスキルの一つです。基本スキルが備わったらメンタルもトレーニングしていきましょう。メンタルを強化するには”ある程度”のストレスを順番に乗り越えていく必要があります。初心者向けのポイントで何本潜ってもメンタルは強化されませんが、いきなり神子元にチャレンジするのではなく徐々に海のレベルを上げて経験してくことで身につきます。あなたのダイビングレベルを理解しているインストラクターにおすすめのポイントを教えてもらうのが良いでしょう。

神子元のダイビングで必要な装備は

ロングフィン

一般的なフルフットフィンでもチャレンジできますが、泳力をサポートしてくれるロングフィンがおすすめです。ロングフィンを使うことによって、エアの消費を抑える効果と、体力のロスを最小限にとどめることができます。神子元のダイビングでは特にこういった器材のサポートをうまく利用して体力とエアの温存を図ります。

カレントフック

ロングフィン同様カレントフックも体力を温存してくれる心強いアイテムです。一般的なカレントフックと違い、神子元のダイビングスタイルに特化したカレントフックがおすすめです。容易に岩を捉えることができ、またすぐに外れてくれる形状に設計されています。

ダイビングの手順と把握しておきたい事

出港からエントリー

神子元島のダイビングでは港から出港し片道30ほどでポイントに到着します。ポイント到着後器材を装着し、エントリーはジャイアントストライドエントリーになります。一般的なジャイアントと違い、船が常に動いているので間隔を空けずに速やかにエントリーする必要があります。最初は誰もが驚く軍隊のようなエントリー方法になります。

潜降から水中

エントリーができたら水面集合で頭数を確認後すぐに潜降していきます。大抵の方はヘッドファーストで素早く潜降していきます。水中でチーム全員のコンタクトを取ったら戦闘体制に入っていきます。まずは流れの無い場所からスタートし、潮流を判断しつつ徐々に流れの速いエリアに突入していきます。潮流や水温からハンマーヘッドの動きを予測し、ハンマーの群れを当てていきます。時に流れを横切り、時に逆らいアグレッシブなダイビングです。

浮上の手順

神子元では漂流事故を防ぐためダイビング時間が30分と定められています。浮上と安全停止に5分を想定して、最大でエントリーから浮上完了までが35分の潜水時間です。短いようですが、運動量が高く、エアに余裕を持って30分完走するのは難しいです。貴重な時間とチャンスなのでフル完走を目指して潜りたいですね。浮上は通常のドリフトダイビングと同じ手順で中層でのホバリング安全停止、ロープの無いフリー浮上となります。浮力のコントロールは必須のスキルですね。

動画で見る神子元のダイビング

▼伊豆で出会えるハンマーヘッドシャークの群れ

神子元のダイビングまとめ

最も難易度の高い神子元の海ですが、アドバンス取得&30本のダイビング経験本数があればチャレンジ可能です。神子元にチャレンジすることは勇気が必要ですが、その分生涯忘れられない景色を拝めるかもしれません。自分での判断は難しいと思うので、よく知っているインストラクターにアドバイスをもらい神子元に行けるかどうか、判断してもうのがおすすめです。

アドバンス取得後にチャレンジしたい伊豆のダイビング3選のまとめ

アドバンス取得後に行ってみたいポイントは見つかりましたか?せっかくダイビングという趣味を始めたからには、ここにあげた上級ポイントにチャレンジして、ますますダイビングの楽しみの幅を広げてみてください。どのポイントもハイレベルなダイビングになるのでインストラクターのアドバイスを受け、自分の力量をよく理解してからチャレンジしてみると良いでしょう。

サンライズではアドバンス講習に留まらず、あなたのスキル診断からスキルアップのお手伝いをいつでもお受けできます。自分のレベルが分からない、誰に任せて良いか分からない方はサンライズにご相談ください。まだアドバンスをお持ちでない方は、まずはアドバンス講習を受講してみてください。ダイビングライフがますます価値のあるものになるように願っています。それでは良い海を。